★今日の出来事、香水への想い!!★
男の煩悩を揺さぶり動かすような
妖艶な香りを、バラマキ通り過ぎるのは
誰だ、何とも悩ましく鼻腔に突き刺さってくる!!
我がお店の隣の
小さなスナックの姉ちゃん達の
キツイ香水の香りだ!!
彼女たちの出勤時間には
秋の気ままな風に乗って
我がお店の調理場の中にまで
漂ってくる!!
オイオイ 何とかしてくれよ~っうの
余りの強い香りで 脳味噌が パンク寸前だぜ~ぃ!!
いったい 程度と言うものを知らないのかい
香水は ホノカニ香るから ステキなんだぜ
それを プンプンと匂わせては 駄目だよ
容赦なく 鼻腔に入り込んで 来るんだもの
これは 押し売りと 同じだぜ
嗅ぎたくない香りも 有るってば
僕の一番好きな 香りは
沈丁花の香り!!
何とも 奥ゆかしくって
深夜の月の光とともに
庭先の片隅で
ひっそり と そして
在り来たりの みすぼらしい
小さな花とともに
静寂という暗闇の中で
そーっと 佇んでいるんだよ
だから 冬から春に為ったよって
僕に教えてくれる 沈丁花の香り
その家の三軒手前あたりの小路から
ほのかに香る 沈丁花の香りが
いちばん 好きだよ!!