★足引掛割 作品集より 秋の短歌★
★一服の
安らぎ求め
秋風の下
紫煙噴出す
鼻の煙突
★ひと休み
無い知恵絞り
かんがえた
バケツ返して
椅子に設え(しつらえ)
★閉店後
家路を急ぐ
バイク乗り
夜風 身に沁み
凍える手先
★古希過ぎて
夜空の下で
垂れ流し
月も笑うか
いたずら小僧
★袖口に
秋風しみて
名月の
名残惜しむか
鈴虫の音
★スライスの
レモンを口に
顔しかめ
それでも好きさ
初恋の味
★秋風が
身に沁みる夜は
虫の音(ね)が
我と戯れ(たわむれ)
時を刻みて
★浮雲は
ひと処には
留まらず
ただ ヒタスラに
流れ去るのみ
愛読者の皆様へ
秋の短歌・担架・炭化~なのかな??★
どうも お粗末さまで ございました!!